サイコロジカル・リカバリー・スキル 教育DVD

サイコロジカル・リカバリー・スキル 教育DVD

サイコロジカル・リカバリー・スキル 教育DVD作成の背景について

2012年から日本人トレーナーによるサイコロジカル・リカバリー・スキル(SPR)研修が受講できるようになり、被災地を中心に事件・事故後の中長期的な回復に携わる支援者を対象にトレーニングが行われてきました。
研修では、各スキルの理論や手続きを学んだ後、架空事例を用いた演習で被災者役や提供者役を通して、翌日から学んだことが活用できるように構成されています。

研修の参加者からは、自分の仕事に活かせる内容だ、有益な道具だと高い評価がある一方で、使いこなせる自信がないとの意見がありました。
事実、SPRのステップは一見簡単に見えますが、それに添って進むには、目標を絞り込むための質問、相手のやる気を引き出す質問、具体的な計画を作り上げるための多様な質問、そして、共感を示すあいづちなど、SPR実施の手引きには書かれていないコツが必要不可欠です。
当然、研修中には、講師によるデモンストレーションや各スキルの講義や演習後には役に立つ質問の例なども可能な限り伝えてはいますが、限界があります。

そこで、研修を受講した人、SPRに興味がある人が、SPRをより身近に感じ、実施に対する自信を少しでも持っていただけるようになることを目指し、東北大学大学院医学系研究科予防精神医学寄付講座と共同でSPRの教育DVDを作成しました。
このDVDでは、架空の事例を基に、各スキルを用いた面接場面をご覧いただけるように構成されています。

このDVDは厚生労働科学研究費補助事業(障がい者対策総合研究事業精神障害分野)東日本大震災における精神疾患の実態についての疫学的調査と効果的な介入方法の開発についての研究(研究代表者 松岡洋夫)によって作成されました。

このDVDが、被災者が直面する中・長期の回復を支える支援者、ならびに、被災者、被害者とその関係者のみなさまの役に立つことを願っています。

2015年5月 兵庫県こころのケアセンター
大澤智子・加藤寛

はじめに SPRの概要、架空事例について

スキル1 「情報を集め、支援の優先順位を決める」

スキル2 「問題解決のスキルを高める」

スキル3 「ポジティブな活動をする」

スキル4 「心身の反応に対処する」

スキル5 「役に立つ考え方をする」

スキル6 「周囲の人とよい関係をつくる」

さいごに 「継続面接」

クレジット



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